板金工程1: 【錆も交換ではなく修理】部品がないコロナの腐食箇所を溶接とスチールパネルで再生

キズ・へこみ
| メーカー | トヨタ |
|---|---|
| 車名 | コロナ |
施工内容
レストア
前回の記事(修理前の状態はこちら)で、深刻な錆と腐食が確認されたトヨタ コロナ。いよいよ、レストアの核となる板金・溶接の工程に入ります。
旧車の修理で最も重要なのは、「腐食した箇所は全て鉄板を切り取る」ことです。錆をわずかでも残してしまうと、そこから再び腐食が進んでしまうため、当社の職人は一切妥協しません。今回は、替えのパネル部品がないコロナのボディを、スチールパネルから作り直していく様子をご紹介します。
▲ 溶接作業の動画
■ 錆びたパネルを「交換」ではなく「修理」で対応できる技術力
部品がない旧車や輸入車の錆修理を依頼できる工場は、周南市周辺でも限られます。当社の強みは、この熟練の板金・溶接技術によって、お客様の愛車を鉄板から再生できることです。
単なるキズ修理やへこみ修理では得られない、ボディの根幹を直すこの作業こそが、レストアの価値を高めます。大規模な事故修理や保険修理にもこの技術は応用されており、下松市、光市、防府市のお客様からも高い評価をいただいています。
■ 周南市・山口市で「車 修理」なら、板金塗装の専門家へ
この溶接・再生作業を経て、ボディは次工程のパテ処理に進む準備が整いました。次の工程で、溶接痕を消し、塗装に向けた美しい下地が作られます。
板金塗装(鈑金塗装)の仕上がりは下地で決まります。周南市で確かな技術力を持つ工場をお探しのオーナー様、ぜひ当社の旧車レストア実績をご覧ください。
■ 旧車のへこみ修理・事故修理もお任せください!
周南市を始め、山口県内で輸入車修理や旧車の車 修理をご検討でしたら、無料でお見積もりいたします。難易度の高い修理も、まずはお気軽にご相談ください。
■ こちらも一緒にご覧ください。
・【第1回】山口・周南市 旧車トヨタ コロナ、ボディ腐食の現状とレストア修理のご相談!
・【第3回】溶接後のボディを滑らかに。パテとサフェーサーで板金塗装の土台を作る**
・【第4回】トヨタ コロナ レストア完了!腐食からの美しい仕上がりをご覧ください
【山口・周南市】旧車トヨタ コロナ、ボディ腐食の現状とレストア修理のご相談!
■ Google口コミも高評価!
おかげさまで、お客様から多数の高評価をいただいております。一部ご紹介させていただきます。
施工の流れ
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腐食箇所の徹底的な除去と防錆処理

「レストアの基本は、錆の原因を根絶することです。見た目には小さなキズ修理に見えても、その裏で進んだ腐食箇所を、健全な鉄板が現れるまで徹底的に切り取ります。切り口や内部に残った錆には、今後の再発を防ぐための強力な防錆処理を施します。」
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スチールパネルの手加工と成形

「替えのパネル部品がないため、失われたボディの形状(アールやプレスライン)に合わせて、新しいスチールパネルを職人が一枚一枚手作業で切り出し、叩き出し、成形します。この工程こそが、へこみ修理や事故修理を難しくする旧車ならではの技術です。」
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鉄板の溶接によるボディ再生

「成形したスチールパネルをボディに正確に位置合わせし、丁寧に溶接していきます。わずかなズレも許されない精密な作業です。溶接後は、鉄板を熱による歪みから解放し、次工程で自然なボディラインを再現できる、強固な下地を完成させます。」
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板金作業による粗出しと形状確認

「溶接後の凹凸を叩いて修正する板金作業で、ボディの形状を大まかに復元します。これは、次記事で扱うパテ処理の量を最小限に抑え、より耐久性の高い板金塗装(鈑金塗装)の土台を作るための重要な工程です。これで、腐食で失われたパネルが鉄で再生されました。」
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